第10回数理医学研究会

主催	日本応用数理学会数理医学研究部会
本文	第10回数理医学研究会開催のご案内数理医学研究会では,数学を医学へいっそう展開させることによって新たな研究分野を創出すると同時に実際の医療現場への貢献を目指しています.最近, 数理モデルを用いた腫瘍形成原理解明研究が盛んに行われるようになりましたが,我々は細胞内の分子レベルでのパスウェイとサブセル動力学に着目し,がん浸潤初期過程のメカニズム解明に焦点を絞る一方,ホモロジーや平行最適化など,斬新な数理的手法を用いた画像・生体物性計測診断を取り込み,新しいがん征圧技術の構築を目指してプロジェクトを推進しております. 今回は下記の要領で講演会を開催いたしますので,ぜひご参加いただくようご案内申し上げます.
プログラム	9:00-10:30 「がん生物像を規定するがん微小環境を構成する間質細胞の起源と生物像」国立がんセンター東病院臨床開発センター臨床腫瘍病理部部長落合淳志先生 10:30-12:00 「がんゲノム研究の概観」国立がんセンター研究所腫瘍ゲノム解析・情報研究部部長吉田輝彦先生

お問い合わせ先

市川一寿
e-mail: ichikawa__AT__sigmath.es.osaka-u.ac.jp
tel: 06-6850-6467