シンポジウム「オープンサイエンス時代の学会誌出版の在り方を模索する」

日程
2020年 1月23日(木) 13時30分-17時(13時開場)
会場
御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター Room C
東京都千代田区神田駿河台4-6, アクセス
本文 学術情報のオープン化(オープンサイエンス)の推進という政策を背景に、研究成果の利活用の観点から、学術論文についてもオープン化の取り組みが広がっている。しかしながら、著者費用を十分に得られるかどうかといった点や、オープン化を非営利のみに限定するかといった点などを検討せずに、安易にオープン化を推進することは、年々厳しさを増す学協会の経営基盤にも影響を与えかねない。我が国の学術界にとって、学協会の維持発展とオープンサイエンスの推進はいずれも欠かせないが、学術論文の著作権は、その利活用により安定的な収入源となり得ることから、学協会においてオープンサイエンスの推進を図る上では、事前に十分な検討が必要と考えられる。
そこで本シンポジウムでは、著作権の利活用の方法のほか、オープンサイエンス時代を迎えての学術出版のトレンドの概観及び学協会の出版事業のケーススタディについて情報提供を通じて、学協会にとってのオープンサイエンスとの付き合い方を模索する。
プログラム 1.開会挨拶
登壇者:岸本 喜久雄(日本工学会 会長)
2.著作権の利活用
登壇者:鈴木 恵美(恵美法律事務所 弁護士)
3.学術雑誌の出版のビジネスモデルとオープンアクセス化
登壇者:林 和弘(NISTEP 上席研究官)
4.学術雑誌の出版に係るケーススタディ
登壇者:中谷 敏幸(日本化学会 学術情報部 部長代理)
5.学協会に必要な対応策について
登壇者:石島 寿道(学術著作権協会 事務局長)
6.閉会挨拶
登壇者:脊山 洋右(学術著作権協会 会長)
参加申込み 日本工学会web ページ よりお申込をお願いします。 定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
その他 主催:一般社団法人学術著作権協会・公益社団法人日本工学会
定員:100名(先着順)
対象:学協会の編集担当者、理事、会長他
参加費:無料

お問い合わせ先

一般社団法人学術著作権協会事務局
e-mail: info__AT__jaacc.jp

詳細web

http://www.jfes.or.jp/topic/topic20191125_sympo20200123.pdf