セミナー
第5回岡山応用数学セミナー
- 投稿者
- 榊原 航也(岡山理科大学)
- 関連性
- 一般
- 組織
- 岡山理科大学
- 日程
- 2022年6月3日
- 概要
- 町田学先生(浜松医科大学)に,偏微分方程式の逆問題についてご講演いただきます.
下記の通り,第5回岡山応用数学セミナーを開催いたします.多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げます.なお,新型コロナウイルス感染症対策に伴い,関係者以外の方はオンライン参加のみとさせていただきます.あしからずご了承ください.https://forms.gle/LpE6362qkjfcyX2M6 Zoom ミーティング情報は,セミナー当日のお昼頃を目安に,ご登録いただいた方にお知らせいたします.
講演者(所属):町田 学(浜松医科大学) 講演題目:偏微分方程式の逆問題の逆級数による再構成法 日時:2022年6月3日(金)17:00〜18:30 場所:岡山理科大学岡山キャンパス C3 号館8階応用数学科共同ゼミ室ならびに Zoom によるハイブリッド開催 # 上記の通り,関係者以外の方はオンライン参加のみとさせていただきます. アブストラクト: 方程式の解の境界値からその方程式の係数を決める逆問題を考える。方程式が線型でも解と係数の関係は非線型であり、境界値を係数の級数として表すことができる。与えられた境界値を使いこの級数から未知の係数を決めることが、ここで考える逆問題である。このような逆問題は昔から様々な分野で考えられてきた。級数の1次の項までとって線型近似するボルン近似がよく知られている。 未知の係数を既知の境界値の級数として書き、線型近似をせずに再構成する逆問題の解法がこの10年ほどの間に発展した。本講演ではこの逆級数の方法を紹介する。従来の線型近似において、指数関数の肩を級数で表すリトフ近似の方がボルン近似よりも実用的であることが、光トモグラフィーなどの逆問題の研究で知られている。本講演では、最近提案した逆リトフ級数について、その収束や誤差評価について述べる。 参加登録:6月2日(木)12:00 までに,下記 Google フォームよりご登録ください.場所
岡山理科大学ならびにZoom(対面参加は関係者のみ)
お問い合わせ先
榊原 航也(岡山理科大学)
ksakaki__AT__ous.ac.jp
詳細web
https://sites.google.com/site/koyasakakibara/seminar/okayama-applied-math-seminar