セミナー
数理モデリングカフェの開催案内
- 投稿者
- 速水 謙(国立情報学研究所)
- 関連性
- 一般
- 日程
- 2023年6月16日
- 概要
- 電力と情報の融合が生み出すフロー : パワープロセッシング - 非線形問題との遭遇の原点
さまざまな現象についての数理モデリングで活躍されている研究者からお話しを伺う数理モデリングカフェをハイブリッド形式 (国立情報学研究所 + Zoom)で開催いたします。
学部生から研究者まで楽しめる内容だと思いますので、気軽にご参加いただければ幸いです。
参加予定の方は登録いただければ幸いです。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUqcuCopz4oHdAKlrfw8uahNM73-STQBeEy
スピーカー: 引原隆士(京都大学大学院工学研究科教授)
日時 : 6/16 15:30〜18:00 (途中参加、退場自由)
会場: 国立情報学研究所、1210号室
https://www.nii.ac.jp/about/access/
タイトル: 電力と情報の融合が生み出すフロー:パワープロセッシング ー非線形問題との遭遇の原点に立ち返ってー
アブスト: Norbert Wiener の著書である Nonlinear Problems in Random Theory は多くの研究者に刺激を与えてくれる書物である.講演者には特に,エネルギーと情報に対する平等な視点の提示があり,それが Claude Shannon の論文等の中にも見いだされることに長い間引っかかっていた.電気工学の創始にも関わる古典的分野である電力工学の発展において,発電機の挙動の同期状態への縮約が,明らかにネットワークにおけるこの視点を排除してしまったとも言える.ここでこの視点の原点に立ち返り,力学的制約を排除した上でエネルギーと情報を同時に考えるとき,どのようなシステム設計の可能性があり得るかについて改めて考察してみたい.本内容は,2020年11月に行われた篠本先生のご退職記念シンポジウムで触れたテーマに関して,その根源的な問を再考するものである.さらに,一研究者としてこれまでに得た知見をどのようにアカデミアに還元していくか,あるいは社会に還元していくかという観点で,この10年以上行ってきたの活動へのつながりに触れることができれば幸いである.
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(問い合わせ先)
東京大学 新領域 / MIセンター 小林 亮太
r-koba@edu.k.u-tokyo.ac.jp
お問い合わせ先
氏名:小林 亮太
住所:〒 277-8561 千葉県柏市柏の葉5-1-5 新領域基盤棟 5H4 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 / MIセンター
Eメール:r-koba__AT__edu.k.u-tokyo.ac.jp